アウトソーシングのよくある失敗事例①

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アウトソーシングのよくある失敗事例①

1. ローカルルールを無視して、処理を行うことは不可能

「アウトソーシングしたい…、相談に乗っていただけますか? ただし、社員たちには内緒なので、貴社にお伺いして話をしたい…」

こういうお客さま、たまにいらっしゃいます。

ただし、こういったケースで業務を外部化(アウトソーシング)するには、相当気を付けなければ成功しません。現場の社員様が行っている業務を、その社員様抜きで業務詳細を把握し、業務フローや処理手順を作成し、見積もりを行う…。

ほとんどと言って良いほど、失敗します。
理由はご想像の通りです。

当社は事務のプロとして数十年、事務処理をビジネスとしてさまざまな処理ノウハウを持っています。
が、会社様ごとに存在するローカルルールを無視して、処理を行うことは不可能なんです。

では、社員様に対して、「キミたちの業務をアウトソーシングする方向なので、アウトソーシング会社の人に業務を教えてあげてよ!」

ってなると、もう成功率は限りなくゼロ! に近づいてしまいます。

社員様たちは誇りを持ってご自身の業務を担当されていらっしゃいます。その誇りを「無視」するかのような指示を出しても、社員様たちは本当の業務内容を教えるでしょうか?

答えはNO! です。
確実に「反発」が起きます。

いったん反発が起きると、アウトソーシングする! どころか、現状の業務もスムーズに回らない…などといった事象にもつながります。

2. 現場の社員様を最優先に考える

現場の社員様を第一優先で考え、その社員様がいかに重要か? そしてどういったあるべき社員像になってほしいのか? をじっくりと伝えていただき、意識を醸成することが大事だと思います。

「あなたは会社にとって重要な人物⇒なので、ぜひ○○○といった業務に従事してほしい⇒そのためには、今の業務を…」

という流れができれば、その後はもう業務の外部化は成功したも同然です。
もし、社員様のやられている業務を外部化しよう! とお考えの方は、ぜひ上記のポイントをご検討してみてはいかがでしょうか?

※上記内容は当社の過去の経験に基づき、簡素化した内容となっております。
また、特定のお客さまとのやりとりを記載した内容ではありません。ご了承ください。

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