健康経営宣言

我社のビジネスは、ピープル6:プロセス3:テクノロジー1で成り立つと考えます。
すなわち我社のビジネス成功には「人」の力が欠かせません。

社員が自己の能力・実力を最大限に発揮し、生産性を向上させることが、
お客様や社会、ひいては当社の成長につながると考えております。

この考えのもと、当社では健康保持・増進のための取り組みを通して
社員が健康で安心して仕事を楽しめる、居心地の良い環境[ワクワクワーク]をつくり、
生産性2倍の実現を目指して、健康経営に取り組んでまいります。

パーソルワークスデザイン株式会社
代表取締役社長 軽井 宏直

PWD健康経営の最終目標

健康経営を行うパーソルワークスデザインが、自社サービスや、地方における雇用創造を通して、
健康寿命を延ばし、長く健康で働ける社会づくりに貢献します。

健康経営推進体制

代表取締役社長を「健康づくり責任者」とし、健康経営推進事務局を中心に各担当者と連携をとりながら施策の検討および効果測定を行います。

施策の実施状況や健康課題については、経営会議や従業員代表との労使会議・衛生委員会の場で協議することで、横断的に情報が共有されるよう推進します。
国内の各拠点に配置した推進担当者及び有志社員にて構成された「健康経営サポーター」を通じて、国内の各拠点にて施策が実施・浸透されるよう推進します。
ヘルスケア部門と共同で企画、施策を実行することで、ヘルスケアサービスに携わる社員の知見を活かしつつ、健康経営の取り組みをサービスにフィードバックしていきます。

健康づくり責任者:代表取締役社長 軽井宏直/関東ITソフトウェア健康保険組合/人事部(健康経営推進事務局)/経営会議/産業医/各拠点 健康経営推進担当(健康経営サポーター)/ヘルスケア部門/従業員代表 労使会議・衛生委員会

推進体制図

健康経営の重点施策

1. 健康増進・生活習慣病予防対策

健康診断等の結果をふまえ、必要なサポートを積極的に実施します

  • 定期健康診断、特定保健指導の受診率向上
  • 自社独自の基準による保健指導(実施率95%)
  • ワクワク健康生活プログラム
    2022年度は、生活習慣の改善に着目し、希望者に対し禁煙、睡眠、食生活に関する支援を行いました。参加者アンケートでは、プログラム内容に「満足した」と回答した方が、86%という結果になりました。

    ~ プログラム内容 ~

    • 禁煙支援:禁煙外来治療費支給、禁煙補助剤支給
    • 睡眠改善:SAS(睡眠時無呼吸症)簡易検査
    • 食生活改善支援:管理栄養士によるオンライン栄養指導

2. ヘルスリテラシーの向上

健康に関する情報を自分で探したり利用したりする能力をつけることで、社員の視野を広げ、自己管理能力を向上させます

  • 管理職向けのeラーニング研修
    女性の健康課題に関する研修(実施率100%)
  • メンタルセルフケア研修(正社員実施率99%)
  • 身近な健康課題に関する情報発信

3. ワークライフバランスの推進

柔軟な働き方の環境整備を進めることで、仕事とプライベートの両立を支援します

  • 在宅勤務・フレックスタイム制・時間単位年次有給休暇
  • 育児、介護等を理由とする短時間正社員
  • 地域限定正社員
  • 女性活躍推進企業「えるぼし3つ星」認定取得
  • 子育てサポート企業「くるみん」認定取得

4. 居心地の良い職場づくり

ソフトとハードの面からワクワクワークを実現できる環境づくりをします

  • エンゲージメントサーベイの実施
  • ストレスチェック実施、集団分析結果の共有
  • 「ワクワクはたらく」をコンセプトにしたオフィスづくり
  • 従業員代表や衛生管理者による職場巡視、職場環境に関する協議の実施

健康指標の目標値

重点領域 項目 施策 2022年度 今年度目標 2026年度目標
こころの健康 高ストレス者率 相談窓口の拡充
メンタルセルフケア研修
15.6% 15.0% 13.5%
禁煙 喫煙者率 禁煙外来治療費支給
禁煙補助剤支給
19.5% 18.5% 13.0%
生活習慣病予防 特定保健指導
対象者率
特定保健指導の充実
U-39保健指導
24.5% 24.0% 20.0%

健康経営に関する指標

2020年度 2021年度 2022年度
年次有給休暇取得率 70.9% 74.8% 76.6%
平均勤続年数(※1) 7.1年 7.2年 7.0年
年間平均残業時間 11.5時間/月 8.3時間/月 8.4時間/月
傷病による休職者率 1.1% 1.8% 2.0%
定期健康診断受診率 95.8% 90.1% 95.7%
精密検査受診率(※2) 46.3% 69.7% 50.1%
ストレスチェック受検率 83.3% 91.1% 91.3%
高ストレス者比率 17.7% 14.3% 15.6%
ヘルスリテラシー尺度(※3) 18.6点

※1無期雇用者のみ

※2健康診断の結果「要精密検査」判定があった者のうち、実際に精密検査を受診した者の割合

※3CCHL(伝達的・批判的ヘルスリテラシー)尺度の5問の設問の合計点で最小値5~最大値25

健康経営に関する最終的な目標指標

項目 2021年度 2022年度 2023年度 測定方法
プレゼンティーイズム 84.0% 82.0% 80.6%
回答者数1545名
(回答率67%)
全社員対象のアンケート「病気やケガが無い時に発揮できる仕事の出来を100%として、過去1ヶ月間の自身の仕事の出来は何%か」回答の平均値
アブセンティーイズム 2.9日 4.4日 3.6日
回答者数1545名
(回答率67%)
全社員対象のアンケート「過去1年間のうち、あなた自身の身体的、または精神的な健康問題によって丸一日仕事を休んだ日数は何日あったか」回答の平均値
はたらいて、笑おう。指標 58.8% 61.8%
回答者数1888名
(回答率90%)
集計中 パーソルグループのビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現度を測る調査「あなたは、日々の仕事に、喜びや楽しみを感じていますか?」ポジティブ回答比率

ストレスチェックやエンゲージメントサーベイ、退職時面談等で従業員の声をくみ取り、環境改善への活用や、管理職へのはたらきかけを行っています。また、在宅勤務や時間単位有休、短時間正社員等の多様なはたらき方を実現できる制度の導入や、各種研修施策の実施など、組織風土の改善・定着にも取り組んできました。
結果として「はたらいて、笑おう。」指標の改善が見られ、定着率も83.1%(2019年度)→89.8%(2022年度)に改善しました。

個別施策に対する投資額

健康診断 及び 健診結果活用 1223万円
安全衛生 600万円
健康関連教育・企画 554万円

人件費を除く

健康経営 戦略マップ

従業員が各施策に取り組み参加することで、まずは自らの健康状態や生活習慣を顧みるきっかけにしてほしいと考えています。 そこで見つかった課題に対処したり、現状をより良いものにするため、セルフケア能力を身に着けたり、自分で健康情報を調べたり、必要に応じて相談窓口を利用するなどアクションを起こせるようになれば、自然と健康管理のPDCAサイクルが回っていきます。 その結果、従業員が最大限の能力を発揮できるようになり、楽しく、気持ちよくはたらいている状態がうまれ、プレゼンティーズムの改善、業務パフォーマンスの向上へ繋がります。
会社としても、そのような循環が生まれるような、社員が健康で安心して仕事を楽しめる、居心地の良い環境[ワクワクワーク]作りに全力で取り組みます。

安全衛生

社員が安心して働くためには、安全な職場づくりが欠かせません。
パーソルグループ行動規範においても「健康・安全の確保」を掲げ、安全は日々の活動に欠かせないものと明記しており、職場の健康、安全衛生および環境の継続的改善に尽力すること、組織と従業員の双方が常に安全に行動するよう努めることを要請しています。
パーソルワークスデザインもグループの一員として、はたらきやすい環境づくりを推進する上で、従業員の健康と安全の確保を第一に考え、さまざまな取り組みを実施しています。
※労働安全衛生マネジステム導入検討中

衛生委員会の取り組み

労働安全衛生法に則り、定期的な職場巡視の実施・50名以上の事業所においては月に1度の衛生委員会並びに役員・中央委員会・産業医・衛生管理者同席の元、全社事業所間での情報共有の場を設けています。
衛生委員会内では、職場巡視実施時の課題管理や、健康と安全に関する報告・ヘルスリテラシー向上のための産業医による健康講和の実施、長時間労働者や休職退職者の人数報告、労災件数の報告や安全対策についての共有・周知等を行っています。

労働安全衛生に関する指標

労災件数 2021年度 2022年度
業務災害 5件 4件
通勤災害 3件 4件
死亡災害 0件 0件

関連サービス

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