2022年5月27日
パーソルワークスデザイン株式会社

【レポート公開中】4/21(木)開催ウェビナー、転職決定者1,000名の調査から見えた「採用成功」と「健康経営」の関係性

パーソルワークスデザイン株式会社は、経済産業省の大筋様と、山野美容芸術短期大学の新井様にご登壇いただき、「実は、『転職後活躍する人』は『健康経営』と関係があった!経済産業省・大学教授と語る、転職決定者1,000名の調査から見えた『採用成功』と『健康経営』の関係性」を、4月21日(木)に開催しました。

本セミナーは、採用課題に対する解決法を知りたい人事担当者や、健康経営実施のヒントを見つけたい経営者を、主な対象として行ったウェビナーです。

開催背景

コロナ禍で停滞していた採用活動が急速に復調しており、現在の採用市場は一転、採用難の局面に入ってきています。

以前と比べて、「採用単価が上昇している」、「必要な人員数が確保できない」など、思うように採用活動が進まない人事責任者様からのご相談が増えています。
また、せっかく人材を採用できたとしても、採用した人が期待通りの活躍に繋がらず、場合によっては早期離職してしまうなど、現場の疲弊感を感じている人事責任者様も多いです。

このような課題に対する解決の糸口が、「健康経営」にあることが、今回の転職決定者の調査から見えてきました。
転職後の満足の高い人は、健康に対する関心度・リテラシーが高いことが見えてきたことからも、企業が取り組む「健康経営」について、適切にアピールすることで、求職者や既存社員の意欲を高め、採用成功、離職防止に繋がっていきます。

本ウェビナーでは、「転職」と「健康経営」に関する調査結果や経産省の取り組む健康経営の施策についてお話しながら「健康経営が採用活動に与える影響」についてトークセッションを行いました。

当日の内容

当日は、経済産業省の大筋暢洋様から、「総人口推計から考え、『健康への投資』を促進することが重要だ」という話に始まり、企業が取り組むべき戦略的な健康経営の推進方法や、「健康経営優良法人」認定の取得メリット、健康経営と離職率の関係などについて説明。


「健康経営の考え方や姿勢が自社の内部や外部に評価されるようになれば、さらなる取り組みの好循環が生まれる」として、経済産業省が公開している資料や今後の方針もご紹介いただきました。

「健康経営優良法人」認定取得のメリット

当社の加藤大一朗より、「採用意欲がコロナ以前よりも上昇し、採用難易度が上昇している」旨の説明のうえで、「若年層ほど、健康経営の認知度が高い」「転職先をホワイト企業と認知して就業するほど、『仕事満足度』や『生活幸福度』が高い」「転職後、『生活幸福度』の高い日ほど、働く目的に『金銭面以外」を上げる人が多い」など、転職者と健康経営の密接な関係性について、データやグラフを用いながら調査結果や考察を説明。

「ホワイト企業勤務認知」と「転職後満足度・幸福度」

講演内容を踏まえて、山野美容芸術短期大学の新井卓二教授にファシリテーションしていただきながら、当社代表取締役社長の平林由義も交えて4名によるパネルディスカッションを実施。

パネルディスカッションでは「健康経営を広めるために、企業へ求めること」「健康経営へ取り組む際のターニングポイント」や、当日にご質問として頂いた「健康経営優良法人認定を取得するメリット」についてなど、幅広い内容について議論を交わしました。

参加者からは、「データがとても訴求力の高いテーマばかりで、大変参考になりました。」「健康リテラシー×幸福度×年収との相関性等、非常に興味深い調査結果を知ることができ有意義なセミナーでした。」「今まで無縁だったので、『健康経営』は採用の段階からとても重要なことだとよくわかりました。」といった感想をいただき、あっという間にウェビナーの時間が終了となりました。

実は、「転職後活躍する人」は「健康経営」と関係があった!
経済産業省・大学教授と語る、転職決定者1,000名の調査から見えた
「採用成功」と「健康経営」の関係性

日 時:2022年4月21日(木)14:00-15:00
方 法:Zoomによる開催
参加費:無料

第一部:健康経営の取り組みと展望
経済産業省 大筋 暢洋 様

  • 総人口推計から見る日本の未来
  • 企業戦略としての「健康経営」
  • 「健康経営」の推進
  • 「健康経営優良法人」認定取得のメリット
  • 「健康経営」を通じた人材の定着
  • 求職者の視点からの「健康」
  • 従業員の「健康」と「エンゲージメント」
  • ステークホルダーとの関係における「健康経営」の効果

第二部:「転職」と「健康経営」の関係性調査の結果
パーソルワークスデザイン 加藤 大一朗

  • 求人数の推移(コロナ禍前~現在)
  • 健康経営に関する、調査結果について
  • 健康経営の定量的な指標に関する企業の開示状況と求職者のニーズ

第三部:パネルディスカッション・質疑応答
ファシリテーター:
山野美容芸術短期大学 新井 卓二様
パネリスト:
経済産業省 大筋 暢洋 様
パーソルワークスデザイン 平林 由義
パーソルワークスデザイン 加藤 大一朗

登壇者


経済産業省ヘルスケア産業課
大筋 暢洋 氏


2018年、経済産業省入省。
九州経済産業局にて環境・エネルギー関連産業の振興を担当した後、
2020年から経済産業省ヘルスケア産業課にて
健康経営、スタートアップ支援、官民連携等を担当。


山野美容芸術短期大学 教授
新井 卓二 氏


証券会社勤務を経て、法人向け出張リラクゼーション株式会社VOYAGEを創業し売却。その間、明治大学ビジネススクールTA、昭和女子大学研究員、山野美容芸術短期大学講師を経て現職。著書に『経営戦略としての「健康経営」』、『ヘルスケア・イノベーション』他、「『健康経営』の投資対効果の分析」等、健康経営の論文多数。2022年5月に単著「最強戦略としての健康経営」を発刊予定。


パーソルワークスデザイン株式会社 代表取締役社長
平林 由義


1962年、広島県生まれ。ベンチャー企業での経理業務やシステム構築の経験を経て、1996年にヘルプデスク・ITサポートを手掛ける株式会社ハウコムを設立。
2018年10月、株式会社日本アイデックス、テンプスタッフ・ライフサポート株式会社との統合により生まれたパーソルワークスデザイン株式会社の代表取締役社長に就任。


パーソルワークスデザイン株式会社 人事ソリューション本部 統括部長
加藤 大一朗


2001年パーソルキャリア株式会社に入社。人材紹介、人事(採用・育成)、アウトソーシング(就職支援、被災地支援、採用代行など)の企画・管理に携わる。
2019年よりパーソルワークスデザイン株式会社に異動し、採用代行サービスの責任者に着任。2021年より採用代行部門とヘルスケア部門を統括する現職に着任。


※「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

パーソルワークスデザイン株式会社について

https://www.persol-wd.co.jp/
パーソルグループのパーソルワークスデザインは、2018年10月に日本アイデックス、ハウコム、テンプスタッフ・ライフサポートが統合し誕生いたしました。BPO(Business Process Outsourcing)のプロフェッショナルとしてあらゆる業種のお客さまの一般事務から情報処理、システム設計、ソフトウェア開発、コールセンター、ヘルプデスク、保健指導、採用代行などのBPOサービスを提供しています。

【お問い合わせ先】
パーソルワークスデザイン株式会社 ウェビナー事務局
E-mail:pwd-webmarketing@persol.co.jp

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