2022年10月21日
パーソルワークスデザイン株式会社

遊休施設の再活用!都市部からのワーケーション誘致を実現 ワーケーション実証実験事業を受託開始

釧路市、パーソルワークスデザイン、JALとの協働企画モニターツアー開催

総合人材サービスのパーソルグループで、BPO、ヘルプデスク/コールセンターのアウトソーシングなどを手掛けるパーソルワークスデザイン株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:平林 由義、以下パーソルワークスデザイン)は、釧路市より「釧路市ワーケーション実証実験事業」を受託しました。2022年10月17日(月)、同事業で利用する「釧路フィッシャーマンズワーフMOO5F コワーキングスペース」にて、北海道経済産業局と釧路市共催のオープニング記念セミナーを開催しました。また同日より、釧路市、パーソルワークスデザイン、JALとの協働企画による第1回モニターツアーを開始しました。

釧路市、パーソルワークスデザイン、JALとの協働企画、第1回モニターツアーを開始

モニターツアーは、釧路ワーケーションを通じて観光分野など地域への波及効果を生み出す仕組みづくりを目的に、観光ツアーの実績が豊富なJALと連携し、モデルプランを企画、テストマーケティングを行います。
この度、JALと連携した理由は2つです。1つは、首都圏と釧路を結ぶJAL便が1日往復3便と充実していることです。2つ目は、JALは釧路市内に支店を構えており、地域の事業者との関係性が深く、さまざまなアクティビティへの知見があり、釧路に密着した満足度の高い観光ツアーを実施していることです。

【第1回モニターツアーの概要】

日 程   :10月17日(月)~10月19日(水)2泊3日
対象者   :1回あたり5社10名程度
参加企業  :JT・コクヨ・NTT東日本など
内 容   :ゼロカーボンパークにも登録されている釧路湿原国立公園の中を流れる釧路川の自然を体感するカヌー体験や、世界三大夕日とも言われる美しい夕日を臨む幣舞橋など釧路川リバーサイドの魅力を満喫しながらMOO5F コワーキングスペースにてワーケーションを行います。
参加者の方には地元企業を交えた意見交換会において感想をいただくとともに、アンケートに回答していただき、地域への波及効果を生み出す仕組みづくりや効率的な運営に役立ててまいります。

遊休施設を再活用したワーケーション環境の整備×パーソルワークスデザインが持つノウハウで企業誘致

近年注目が集まる、ワーケーションは、旅行先の観光地やリゾート地などで休暇を楽しみながら仕事もできる点が魅力の一つです。
コロナ禍により、はたらき方の多様化が進み、心身のリフレッシュができるワーケーションは業務パフォーマンスの向上に繋がるなどはたらく人々のニーズは高まっています。また、各地の自治体でもワーケーション推進事業が活発になってきています。

しかしながら、各地でワーケーション推進事業がしのぎを削る中、自治体ごとの特徴を活かしながら環境整備や都心部からの企業誘致を効果的に行う施策が課題となっているケースが見受けられます。

パーソルワークスデザインでは、2020年度「ワーケーションオフィス調査事業」の受託運営をスタートとして、これらの課題を解決する多くのノウハウや知見を培ってまいりました。
2022年10月20日までの日向市「Surf Office」参加者は、延べ700名を超え、順調に実績を伸ばしています。
また開始当初の実証実験におけるワーケーションの満足度調査では、参加者全員が「満足」と回答し、8割を超える参加者が日向市へ再訪したい、有料でも施設を利用したいと回答しました。さらに「生産性が向上した」と回答した参加者は5割を超え、満足度、生産性ともに高い評価を得る結果となりました。

同事業の受託運営二例目となる「釧路市ワーケーション滞在ツアー事業」では、既存の商業施設にある遊休スペースをコワーキングスペースとして活用できるよう環境整備を行いました。また、釧路市にはアドベンチャーツーリズム、アイヌ文化、食文化、豊かな自然、サウナなどのワーケーションに適した魅力に加えて、首都圏からのアクセスの良さやコワーキングスペースが多いなど、道外企業を受け入れる体制と実績があります。

このように、都心部からのワーケーション企業誘致を実現するためには、既存の遊休施設を活用したコワーキングスペース整備や観光事業などの資源を基に運営していくことがポイントとなっています。
パーソルワークスデザインでは、独自の知見やノウハウと地方自治体ごとの特徴を掛け合わせたワーケーション事業の展開を支援してまいります。

受け入れ側地域のメリット

平日や長期滞在者の需要が創出されることで、さまざまな経済効果や地域活性化が期待できます。
具体的には、交流人口や関係人口の増加/観光事業の活性化や雇用創出/都市部企業との関係性構築/遊休施設などの有効活用などが挙げられます。

企業側のメリット

リラックスできる環境ではたらくことで企業、社員ともに生産性の向上が期待できます。
具体的には、多様なはたらき方の提供/心身のリフレッシュによる業務パフォーマンスの向上/優秀な人材の確保/有給休暇取得率の向上などが挙げられます。

モニターツアー参加者の声

今回のモニターツアーには、JT・コクヨ・NTT東日本などの社員を含め、首都圏などの市外から8社12名が参加しました。参加者からは、「釧路市は、自然が多く、ゆったりしていますね。」「MOO5Fのコワーキングスペースは、新しくて綺麗、ワークスペースとリフレッシュスペースが分けられていて切り替えがしやすく使い易いです。」「MOO内にあるお土産屋さんもこじゃれた感じで雰囲気があります」「リモートワークを以前から実施しているが、ワーケーションがもっと広がれば良い」などのポジティブな感想を得ることができました。

高橋 正尚 氏
日本たばこ産業株式会社
理事 北海道・東北地域 セールス責任者

コロナになり、TPOに合わせて働く場所を選ぶやり方になりました。以前の方法(必ず出社)には戻れないと思いますし、個人・企業どちらにもメリットのある方法を探し促進したいですね。ワーケーションをポジティブに受け止めています。
私は長崎出身ですが、地元にコワーキングスペースが有ると良いなと思いますし、地元で活躍している人との交流ができれば、地元の情報が取れるメリットがあります。  「いつか地元に帰るのもいいのではないか?」と思っているが、仕事がないから帰れないと考えていました。でも違う、仕事がないのではない、情報がないだけ。それが解消できればもっと違うはたらき方ができる可能性を感じています。

釧路市コメント(市長)

釧路市長 蝦名大也 氏

今回、釧路市がワーケーション事業を進めるパートナーとして、パーソルワークスデザインさまとご縁をいただいたところです。市では、パーソルワークスデザインさまがお持ちのネットワークを通じて、多くの皆さまに釧路市にお越しいただき、地域の魅力を伝えていきたいと考えております。


北海道経済産業局と釧路市共催のオープニング記念セミナー開催の様子
他自治体のウェビナー参加者55人、ワーケーション事業の運営に期待が高まる

釧路市の観光複合施設「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」にコワーキングスペースがオープンすることを記念し、釧路市のワーケーション適地としての魅力を地域内外にPRし、企業誘致や域内外企業のビジネスマッチング、関係人口・交流人口増につなげることを目的としたセミナーを開催しました。ウェビナー参加者55人(内民間・自治体はそれぞれ20人25人)、会場にはモニターツアー参加の12人が集まりました。

釧路市ワーケーション滞在ツアー事業サイト https://kushiro-workstyle.jp/

釧路フィッシャーマンズワーフMOO5F コワーキングスペースの施設概要

面 積   :154.061㎡
座 席   :52席(共用部分36席、個室部分16席)
機 能   :釧路川を眼下に見渡すワークカウンター、オープンデスク、WEB会議用個室防音ブース(ワークポッド1台)、吸音材付き会議スペース、打合わせ等個室ミーティングスペース、ソファスペース、コンシェルジュカウンター、TVモニター、プロジェクター、多機能型電源コンセント、ホワイトボードウォール、 ロッカー、冷暖房換気設備
ネット環境 :独自の光回線による高速Wi-Fi・LAN
安全対策  :室内管理用ネットワークカメラ(HDで2週間データ保管)
床 材   :システムフロア(OAフロア)+タイルカーペット
感染症対策 :外気を導入する換気設備(2機)により、60名程度の利用であれば、新型コロナウイルス感染症対 策専門家会議における換気量の見解を満たしています。
※営業時間・料金体系は、モニターツアーにて検証。

釧路市ワーケーション滞在ツアー事業に関するお問い合わせ先

パーソルワークスデザイン株式会社 ヘルスケアソリューション部 担当:上野翔平
メールアドレス:shohei.ueno@persol.co.jp

パーソルワークスデザイン株式会社について

https://www.persol-wd.co.jp/
パーソルグループのパーソルワークスデザインは、2018年10月に日本アイデックス、ハウコム、テンプスタッフ・ライフサポートが統合し誕生いたしました。BPO(Business Process Outsourcing)のプロフェッショナルとしてあらゆる業種のお客さまの一般事務から情報処理、システム設計、ソフトウェア開発、コールセンター、ヘルプデスク、保健指導、採用代行などのBPOサービスを提供しています。

報道機関からのお問い合わせ先

パーソルワークスデザイン株式会社 総務部 広報担当
TEL  :03-6907-4481
E-mail:pwd-pr@persol.co.jp

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