北海道 釧路市

釧路市は利便性の高い市都市でありながら、美しい自然・文化を誇ります。市街地エリアでは釧路川を中心に繁華街があり快適な滞在を可能に。阿寒湖温泉エリアでは特別天然記念物である「タンチョウ」「阿寒湖のマリモ」を観察したり、現存するアイヌ民族の最大の集落を見学することで、自然や文化を感じることができます。

特長・魅力

  • 阿寒湖

    阿寒摩周国立公園内のカルデラ湖で、北海道を代表する観光地。東岸には雄阿寒岳がそびえ立ち、四季折々の景色が壮大な表情を見せてくれます。また、この湖には4つの島が存在し、さらに、南岸には温泉街が広がり、観光客や釣り人たちでにぎわっています。特別天然記念物である球状「阿寒湖のマリモ」が生育することでも有名です。

  • 阿寒湖アイヌコタン

    北海道で最大のアイヌコタン(集落)がこの阿寒湖温泉にあります。先住アイヌ民族の伝統的古式舞踊が見学できる専用の劇場や、芸術的な木彫の民芸品が並ぶお土産店・アイヌ料理が味わえる飲食店などが立ち並び、アイヌの人々の日常の暮らしと貴重な文化を一度に体験できるまたとないチャンスです。

  • 阿寒湖畔エコミュージアムセンター

    木の温もりが溢れる開放的な空間には5つのサロンが設置され、樹木の標本や巨大なタペストリー・魚の水槽展示・ミニシアターなどで阿寒湖周辺の大自然が余すところなく紹介されています。特に、不定期で開催される無料のミニ講義は必見!!ユーモアを交えた分かりやすい解説で、大人も子どもも楽しく学べますよ。

  • 釧路湿原国立公園

    国内最大の泥炭性草原湿地を有する国立公園で、総面積は220.7平方キロメートルです。ここは国の特別天然記念物であるタンチョウをはじめ、多くの動植物の貴重な生息地となっています。1980年にはじめて日本でラムサール条約登録湿地となり、その後7年後にはほぼ全域が国立公園に指定されました。また、湿原そのものも1967年に国の天然記念物に指定されており、立ち入りは制限されていますが、北海道らしい景観を保持しています。

  • 釧路市丹頂鶴自然公園

    1970年に世界で初めてタンチョウの人工ふ化に成功した貴重な場所です。この公園は、特別天然記念物であるタンチョウが自然に近い環境で約10羽が飼育されており、年間を通じていつでも観察することができます。特に4月から6月には、ヒナに出会うこともあり、タンチョウの子育ての貴重な様子を目撃することもできます。また、公園は釧路空港から車で約10分の便利な立地にあります。

  • 猛禽類医学研究所

    猛禽類医学研究所は、保全医学を中心に活動する獣医療機関です。
    傷病や収容された個体の原因を調査することや現場での調査を通じて、環境に起きている変化や人間が引き起こしている影響などの問題を解明し、具体的な対策の提案と実行を試みており、環境保護に向けた貴重な貢献を行っています。

  • 幣舞橋

    釧路川の最下流部にかかるヨーロッパスタイルの橋で、北海道三大名橋のひとつとして札幌の豊平橋や旭川の旭橋に並びます。黄昏時には釧路港が夕日に染まり、眩しく輝きます。夜には橋のライトアップや街の明かりが川面を彩ります。夏には霧に包まれる橋の姿や街路灯が幻想的な雰囲気を醸し出します。

この地域の&Office

Sunset Office

世界が認める自然・文化・食事の宝庫、釧路。四季折々の自然を楽しみ、学び、社員同士の距離が近づいていく。

雄大に流れる釧路川を眺めながらワークできる解放感抜群のオフィス。収容人数は&Office最大級の50人です。

イベントスケジュール

  • 4月下旬~10月上旬

    くしろ湿原ノロッコ号運行

    くしろ湿原ノロッコ号は、北海道旅客鉄道(JR北海道)によって運行されているトロッコ列車(臨時列車)の一つです。この列車は、1989年(平成元年)6月24日から釧網線の釧路駅から塘路駅・川湯温泉駅間で運行されています。

  • 7月

    くしろ霧フェスティバル

    KUSHIRO KIRI FESTIVAL(くしろきりフェスティバル)は、1985年に始まった北海道釧路市で開催される野外ロック・フェスティバルです。

  • 8月

    くしろ港まつり

    「くしろ港まつり」は、釧路市の夏を彩る祭りであり、第1回は昭和23年に釧路港開港50年を記念して開催された「釧路港開港50年港まつり」です。この祭りは現在まで続いており、地元の人々と観光客が一緒に楽しむイベントです。

  • 9月

    釧路大漁どんぱく

    地元の漁師たちが大漁を祈願し、漁の安全と豊漁を願って行われる伝統行事です。船が出港する様子や、漁業にまつわるさまざまな催し物が行われます。市民や観光客も多く集まり、賑やかな雰囲気が漂います。釧路の海の恵みと漁業文化を感じることができる、地域の重要な行事として親しまれています。

  • 10月

    まりも祭り

    「まりも祭り」は、昭和25年から開催されているお祭りであり、絶滅の危機に瀕する国の特別天然記念物であるまりもを保護することを目的としています。この祭りでは、「まりもを迎える儀式」や阿寒湖に丸木舟を浮かべ、アイヌの男性が湖水にまりもを還す「まりもを送る儀式」など、2日間にわたって古式ゆかしい厳粛な儀式が幻想的に行われます。また、タイマツ行進やアイヌ民族舞踊の競演なども見どころとなっています。

  • 12月

    くしろ物産まつり

    豊富な海産物を含む釧路市の人気グルメが一堂に会する「くしろ物産まつり」は、食の一大イベントであり、毎年多くの人々で賑わいます。

  • 1月下旬~2月下旬

    SL冬の湿原号運行

    JR北海道の観光列車「SL冬の湿原号」は、冬季のみ運行される特別な列車です。白い凍ったホームから車内に入ると、ダルマストーブが暖かく迎えてくれます。この列車に乗れば、本物の「冬の北海道」を存分に楽しむことができます。また、運が良ければ釧路湿原でタンチョウに出会うこともできるかもしれません。