ヘルスケア

「困っていたら手を差し伸べてくれる人がたくさんいる」。だから未経験でも安心してはたらける。

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  • 顧客志向
  • 新しい発見・成長

ヘルスケア業界の運用事務という仕事については経験された方も少なく、業務内容や仕事のやりがいなどがイメージしにくい仕事かもしれません。今回はそんなヘルスケアの仕事について、業界未経験で入社した白井にインタビューしました。入社当初は不安を感じていたものの、現在は健康診断支援サービスの担当として、自由な提案ができることや困ったときには周囲に相談ができる環境に満足してはたらいています。インタビューでは仕事のやりがいや一緒にはたらくメンバーの雰囲気のほか、業務内容や転職して身についたスキルなどについても語ってもらいました。

人事ソリューション本部 ヘルスケアソリューション部 1課

白井 祐貴

2020年中途入社。
前職では商業印刷物の営業職に従事していたが、新たな環境でキャリアアップしたいと感じたことなどもあり転職活動を開始することに。当社の企業規模と入社後のキャリアパスに魅力を感じ入社した白井は、現在ヘルスケアソリューション部1課に所属しており、健康診断支援サービスのクライアントチームの一員として、顧客折衝や契約更新などお客さま・医療機関・当社の運用部門をつなぐパイプ役として活躍している。

【前職と入社理由】企業規模も大きく、希望したキャリアを歩めると思ったことが決め手。

前職での仕事内容と転職をしようと思ったキッカケを教えてください。

前職では旅行会社のパンフレットや映画館に置いてあるチラシなどの商業印刷物の印刷を行う企業で営業を担当していました。

転職をしようと思ったきっかけは2つあります。1つは未知の領域や業界に飛び込みたい気持ちがあったからです。前職の営業では色々な業種の方との交流が多くありました。その中で関わったことのなかった業種こそ『ヘルスケア』です。「ヘルスケアの事業とはどのようなことをするのか」、「どのように社会へ貢献できるのか」と意外に説明できないなと感じるところがあり、それが興味につながりました。

もう1つはもっとキャリアアップできる環境に身を置きたいと思ったからです。前職は年功序列でステップアップしていく制度だったので、新しいことに挑戦しながらキャリアアップしていきたい自分にはあまり合っていないなと考えるようになりました。自分の納得できる評価制度がある会社ではたらきたいと思い、転職活動を始めています。

パーソルワークスデザインに応募した理由を教えてください。

転職先としてネームバリューのある企業に行きたいと思っていたのですが、たまたま前職でパーソルグループの企業と取引があって、そのときからパーソルグループに興味があったんです。各企業の規模も大きくて、グループとしてさまざまな事業を展開していることに魅力を感じて応募しました。

最終的に当社ではたらこうと思った理由を教えてください。

実は応募したのは営業職ではなく、実作業をする運用部門だったんです。それでも当社に入社したのは、入社後のキャリアパスが明確に見えたからですね。運用部門から始まって最終的に営業部門に異動するという流れが自分の中でイメージできたんです。もともと営業をするにしても運用やヘルスケアの知識は必要だと考えていたので、運用からスタートするほうがいいかもしれないと思えたので、そこが入社の決め手になりました。

【仕事内容と経験】前職で培った「関係構築スキル」で、お客さまの一番の相談窓口に。

健康診断支援サービスとはどんなサービスか教えてください。

通常、人事が行う健康診断に関わる業務を当社で代行するサービスです。例えば、社員に健康診断の受診をしてもらうことや健康診断の結果表を産業医に渡すこと、また診断の数値が悪い方に対して再受診の呼びかけをしたり、各医療機関への請求作業、労働基準監督署に提出する報告書の作成など多岐にわたる業務が挙げられます。

お客さまにとってサービスを使うメリットは何でしょうか?

上記の業務を当社がお客さまの代わりに行うことで、煩雑になっていた業務が簡潔にまとまる点や、事務作業に割く手間や時間が減る分、別の業務に時間を使えるといったメリットがありますね。

今の部門では、どのような役割分担をしているのでしょうか?

当社の健康診断支援サービスを担当する部門は大きく5つのチームに分かれています。まず『けんしんWEB』というツールの保守管理をするシステムチーム。次に健康診断の費用精算や立替などの対応をする精算チーム。そして検査結果の入力を部分的に行う必要があるため、それに対応する入力チームもいます。あとは、受診者の方や医療機関からの電話対応を行うコールセンターチーム。そして、お客さまや医療機関との交渉を行うクライアントチームがあります。

現在のお仕事の内容について教えてください。

私はクライアントチームに所属していて、お客さま、医療機関、当社の運用部門をつなぐパイプ役を担っています。健康診断支援サービスに関するお客さまの要望をヒアリングした上で、各チームに運用方法の変更などを依頼しています。その他にも契約更新や顧客折衝など業務は多岐にわたりますね。

逆に当社で運用を担う各チームから医療機関やお客さまに対して確認させていただくことも多くあるので、それを取りまとめてお客さまに依頼するといったこともあります。

転職前に身につけたスキルが現職でも活かせた事例があれば教えてください。

人との関係性を構築するスキルは前職の営業経験から学んだことで、その経験が今でも活きていると感じています。例えばその人の特性や性格、話し方などを踏まえて、相手への接し方を変えるようにしています。

特に大事にしているのは、お客さまにとって私が「何でも聞けて、話せばすぐに分かってもらえる」存在になることです。いつもそのことを意識していることもあって、お客さまから気軽に質問されることも多いですね。パーソルワークスデザインがお客さまにとっての一番の相談窓口になるためには、やはり「関係構築」がすごく大切だと思います。

転職をしてから新たに身についたスキルがあれば教えてください。

運用管理の仕事がまさに初めての経験でしたね。お客さまからの依頼内容を「社内でどのように分担するのか」「スムーズに進めるためにはどのような運用ルールが必要なのか」といった運用業務を構築するスキルが身についたと思います。

その中でも特に「ミスをしない体制をつくること」をとても大事にしています。ミスが発生することで、その業務に関わるすべての人に迷惑がかかってしまいます。また、健康診断を受診した方の個人情報を扱っているため、ミスが重大事故につながる恐れもあるので、ミスのない体制づくりは常に意識しています。

仕事をする中でやりがいを感じる点を教えてください。

お客さまに提案したことが採用されたときにやりがいを感じますね。お客さまの中には、「健康診断をまだ受診していない社員が、どうすれば受診してくれるのか」という悩みを持たれている方が多くいらっしゃいます。当社のサービスでは一定回数のメールによる受診の督促ができるので、そういう方々にはその点を強調して提案するようにしています。

このように提案したことがお客さまに受け止めていただけたときには、とてもやりがいを感じます。今後はもう一歩踏み込んでメールアドレスがない方への対応や、コミックランゲージを使ったメール配信なども提案する予定です

【はたらくメリット・デメリット】社員の人柄が素晴らしく、相談しやすい環境だから安心してはたらける。

他社と比べたときに、当社の良さはどこにあると思いますか?

社員に素晴らしい人柄の方が多いことです。困っていたら手を差し伸べてくれる人が多いと思いますね。

例えば自分が仕事の悩みを抱えているとき、同じ課の人だけでなく、他部署の人も「何かあったんですか?」と声をかけてくれることがあったのです。そのおかげもあって、「今の仕事が大変で…」と相談することができました。他部署であっても困っている人がいたら手を差し伸べてくれる、そんな環境が素敵だなと感じますね。

逆に転職後に慣れなかったこと、違和感を感じたことがあれば教えてください。

入社当初に驚いたことですが、「ここまで丁寧な仕事をする必要があるんだ」ということです。例えば当社では健康診断結果のデータを入力する作業をしているのですが、その数値によって診断の判定が変わってしまいます。

もし入力した数値が1でもずれてしまうと、間違った判定結果を伝えしてしまうこともあるので、確認作業は徹底的に行っています。そのことに最初は驚きましたが、ここまでやるのは、お客さま先の従業員の方の健康に関わることだからであり、丁寧にやるにはしっかりとした理由があるんだと思いました。

今後やっていきたいことはありますか?

まずは現在担当している業務の理解を深めた上で、ヘルスケアサービスの営業担当になることが直近の目標です。ゆくゆくは当社のサービスや部署の壁を取り払って、クロスセル(※1)ができる体制を整えられたらいいなと考えています。お客さまから何かしらの相談があったときに、連携を取り合える環境を目指して、これからも頑張ります。

※1 クロスセル:顧客が購入を検討している商品と関連する商品やサービスを一緒に購入・提案すること。

※記事の所属部署・肩書・情報は公開日時点のものです。

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