中途採用
宮崎に移住してはたらく
Iターン転職とは、都市部出身の人が地方に移住して就職をすることです。取材した小出は東京生まれ東京育ちですが、2021年に宮崎へ移住しパーソルワークスデザインではたらいています。
移住先として宮崎を選んだ理由は何だったのか?そして、パーソルワークスデザインの宮崎オフィスではたらいて、どんな変化があったのか?など、Iターン転職だからこそ気になる点を聞いてみました。
エンタープライズ推進部
小出 てる美
(KOIDE Terumi)
2021年中途入社。
航空会社で空港におけるお客様対応をはじめ教育訓練、サービス品質管理などのマネジメント業務を経験したあと、キャリアカウンセラーとして企業における若手女性の育成支援に携わる。
その後、大学病院でのサービスマネージャーの経験を経て、2021年4月、宮崎県への移住とともにIターンでパーソルワークスデザインへ入社。
現在はITヘルプデスクサービス領域における総務・採用担当者として、横断的な調整業務に従事する。
Iターンで転職をしようと思ったきっかけを教えてください。
もともと、地方へ移住することは夫婦間で話していたのですが、まだ先のイメージでした。でもそれが、このタイミングになったのは、新型コロナウイルスの影響が大きかったですね。コロナ禍ではたらき方や暮らし方が多様化する中、自分の価値観もガラッと変わりました。
どんな風に価値観が変わったんですか?
「やりたいことは今すぐやろう」「体が元気なうちに実現させよう」と、新しいことへの挑戦心が強くなっていきましたね。でもその時は、移住を決意してから半年後に宮崎で生活をしているとは思ってもみなかったですが……
なぜ移住先に宮崎を選んだのですか?
温暖な気候で、私と夫それぞれの趣味であるゴルフやサーフィンが日常的に楽しめる環境を条件に、移住先の候補を絞っていきました。その中で最終的に宮崎に決めた理由は、空港から市街地までが近く、交通の利便性が高いこともあり、生活しやすい環境だと思ったからです。
趣味と交通の利便性、どちらも譲れないですね。
慎重に選んだ結果、どちらも満たせる宮崎にしました。あとは以前から宮崎には年1回のペースで訪れていて知り合いもいたので、移住後の生活がイメージしやすかったのも決めた理由の一つです。
宮崎に移住するにあたって、不安はありましたか?
これといって大きな不安はありませんでしたが、移住先を決めてから転職活動を始めたので「宮崎で転職先が見つかるか」という点は心配でした。ただ、自分も夫も「どうにかなるだろう」とポジティブに捉えていたので、不安よりも楽しみのほうが大きかったかも。
実際に移住してみるといかがでした?
新しい人との出会いの場が増えたことはよかったです。宮崎で始めたボランティア活動では、地域の方との交流を通して、人とのつながりの大切さを再確認できました。職場に限らず、こうした地域のコミュニティの場があるのは嬉しいですね。
コロナ禍だったからこそ、深く感じますね。
そうですね… あとは宮崎の空や自然がすごく好きで、ずっと見ていても飽きないくらい。宮崎に移住しなければこの景色を見ることができなかったかと思うと、本当に来てよかったと心底思います。
宮崎に移住してはたらき方や暮らし方に変化はありましたか?
宮崎に来てからは、時間と心にゆとりを持ってはたらけるようになったと思います。東京にいたときは通勤に往復3時間ほどかかっていたので、帰宅後すぐに夕食をとって寝るというような仕事中心の生活を送っていました。それが本当に大変で…… 今は自宅から職場が近いので通勤時間が短く、帰宅後の時間を有効活用できるようになりました。
ワークライフバランスがよくなったんですね!
その通りです!あとは、当初から移住先を選ぶ条件だった、趣味のゴルフやサーフィンなどのレジャーが日常生活の中で楽しめようになったことと、新鮮な野菜が低価格で購入できることも嬉しい変化です。
では、趣味と交通の利便性は期待通りだったと。逆に移住して苦労したことはあります?
どうしても日々の移動手段が車中心になるので、ペーパードライバーの私としては、慣れない車の運転に少し苦労しています……現在、脱ペーパードライバーを目標に運転の練習に励んでいる最中です(笑)
宮崎にあるさまざまな企業の中で、パーソルワークスデザインへの入社を決めた理由を教えてください。
宮崎で転職活動をする中でパーソルワークスデザインのことを知ったのですが、「はたらいて、笑おう。」というパーソルグループのビジョンと自分の考えがマッチしたという点が一番の理由です。
なるほど。携わる業務内容という点ではいかがでした?
これまでの自分の経験が活かせる業務であったことや、プロジェクトチームのマネジメントにも携われるチャンスがあるという点も魅力的でしたね。あとは、パーソルワークスデザインで受託している案件の規模感が前職での経験と近いこともあり、入社後にギャップを感じることはないだろうと思えたのも決めた理由のひとつです。
入社してみてギャップはありました?
大きなギャップはなかったですね!入社してからは、ITヘルプデスクサービス領域の総務・採用担当者として調整業務がメインです。その他にも課内のインシデント対策委員会の企画立案も行っています。パーソルワークスデザインでは、お客様の膨大なデータを扱っているので、インシデント対策は重要な取り組みのひとつです。
新しい取り組みもされているんですね。
実は前職でもインシデント対策に携わっていたので、その経験から得たスキルや知識を情報発信しているんですよ。「小出コーナー」という名前もついています(笑) 今までの経験をもとに提案した企画が社内で採用されることもあり、それがやりがいにつながっていますね。
宮崎オフィスの様子はいかがですか?
宮崎オフィスには困っている社員がいればサポートするという空気があるので、とてもはたらきやすいです!先日、複合機の操作中にエラーが出てしまい困っていたのですが、近くにいた社員の方が「大丈夫ですか」と声をかけてくれ、一緒にエラー対応をしてくれたので、とても助かりました。
それは助かりますね…!
パーソルワークスデインの事業柄なのかヘルプデスク気質な方が多く、困っている人がいればみんなで助けるという風土があると思います。あと個人的に宮崎弁のやり取りがとても好きなので、社員の方と会話をすることで日々癒されています!
パーソルワークスデザインではたらいてどんなときにワクワクを感じますか。
変化があったときや新しいことを始めるときにワクワクを感じますが、一番ワクワクしたのはチームの目標を達成したときに社員の皆と喜びを分かち合えた瞬間です。
もちろん、担当部門の採用が難航したときもありました。ですが、社員の皆と試行錯誤しながら候補者の方へアプローチを続け、入社までつなげることができたときは非常に嬉しかったですね!社員同士で支え合いながらあきらめずにやり遂げたという達成感がありました。
今後の目標はありますか?
直近の目標としては、まず足元の仕事を着実にやり遂げることと、宮崎のプレゼンスを向上させることです。移住してから人の温かさや自然の美しさを実感していて、日を増すごとに宮崎がどんどん好きになっています。
そんな宮崎の魅力をより多くの人に知ってほしいという想いから、最近はSNSを通じて東京の知人に宮崎の情報を発信しています。
SNSも活用されて、かなり本格的ですね。
ゆくゆくは、人的なネットワークを通じて、宮崎の魅力発信と共にパーソルワークスデザインの企業認知度向上に貢献したいと考えています。今後仕事をしていく中で困難なこともあるかと思いますが、迷ったときは原点に立ち返り、当初の目的を見失わないように「何のためなのか」「誰のためなのか」という視点をこれからも大切にしていきたいです。
最後にUIJターン就職を検討している方へメッセージをお願いします。
新しい土地で新しいことを始めるのは簡単なことではないと思いますが、これほどワクワクすることも他にはないと思います。宮崎は人も気候もあたたかく、仕事もプライベートも楽しめるおすすめの場所です。充実したはたらき方や暮らし方を検討している方はぜひ一度、宮崎に来てみてはいかがでしょうか。
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです。
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