「仕事のワクワクは自分で見つけられる」全社を巻き込む新ミッション・バリューの策定プロジェクトが価値観を大きく変えた。

採用業務を経験し、現在は労務管理をメインに人事業務を担当

現在の業務内容を教えてください。

現在は従業員が快適に安心してはたらける環境づくりを目指し、「労務管理、勤怠管理、労使会議・衛生委員会の運営、健康経営の推進、入社オリエンテーションの対応」などに携わっています。

心身共に健康にはたらけるよう、自発的な労務管理を促すための研修をすることもあれば、社内で募集した従業員の声を経営に反映する施策もしていますね。 安心してはたらける環境づくりや、会社と従業員の架け橋となるような仕事ができることに面白さを感じています。

入社直後は、どのような業務を経験しましたか？

入社後は自社の中途採用業務に携わっていましたが、2年目に組織変更があり、それに伴って中途採用業務を新たな部署に移管し、業務を立ち上げるという経験をしました。

その後は、新卒採用業務から社内のキャリア施策、管理職向けの研修運営、当社の新ミッション・バリュー*の策定プロジェクトまでさまざまな業務を経験しました。　

*パーソルワークスデザインのミッション・バリューは以下のページで紹介しております。
企業理念 | パーソルワークスデザイン

会社の雰囲気やはたらく人々の魅力が面接からもしっかり伝わった

そもそも、前職ではどのような仕事をしていましたか？

新卒でカーディーラーに入社し、販売職として勤務したあと、建設メーカーに転職して営業事務を経験しました。その後、総務部へ異動になり労務管理、人事採用アシスタント業務、給与計算関連業務、来客対応などの業務にも従事しました。

前職では幅広くさまざまな業務を経験できたという点ではよかったのですが、「もっと新しいことに挑戦できる環境でキャリアアップしていきたい」と思うようになりました。また、女性管理職のロールモデルがいなかったので、今後のキャリアに不安を感じたことがきっかけとなり、転職活動を始めました。

パーソルワークスデザインに入社した理由を教えてください。

パーソルグループは元々知っていましたが、当社のことは転職活動をするようになって知りました。最も惹かれたのは３社が統合した直後ということだったので、色々な業務に携わりながら「一緒に会社を創っている」という感覚で仕事ができるかもしれないと思えた点ですね。

面接では、スキル面よりも「志向性や私自身が大切にしている価値観」などをじっくりと聞いてもらえたことで、これまでの自分と向き合うことができたのが印象的です。

また、面接官の方の話からワクワクとはたらいていることが伝わり、会社の雰囲気や社員の人柄に魅力を感じました。複数社面接を受けていましたが、どの会社よりも「当社の雰囲気が自分にマッチする」と思えたことと、「この方たちと一緒にはたらきたい」と思えたことが、入社の決め手ですね。

プロジェクトでの経験は、これまでの社会人人生で最も印象に残った

これまでに経験した業務の中で、一番印象に残っているものを教えてください。

入社３年目に、当社の新ミッション・バリュー策定プロジェクトに事務局メンバーとして携わった経験です。これまでの社会人人生で最も印象に残っている一年といっても過言ではないかもしれません。

何度もミーティングを重ねワークショップも行い、約半年かけて役員と共に新たなミッション・バリューを検討していきました。役員が⾧期にわたり大事にしている価値観を肌で感じたことや、会社の思想のコアに触れたことは非常に貴重な経験でした。

全社を巻き込んだプロジェクトだったのでプレッシャーはありましたね。ただ、その分得られたワクワク感や充実感も大きく、このプロジェクトに携わることができて本当によかったと実感しています。

また、新ミッション・バリューの浸透にあたって、社内のブログで情報発信を行っていました。そこで、検討段階から策定までの軌跡、策定に至るまでの“役員の想い”を従業員に伝えたことも良い経験になりました。

情報発信ブログについて声掛けをしてくれる方もいて、「自分が配信した内容に反応してくれる従業員の声を直に感じたこと」はやりがいでしたし、普段なかなか関わりのない他部署の方と交流を深めることができて嬉しかったです。

新ミッション・バリュー策定のプロジェクトを進めるにあたって、苦労したことはありますか？

これまで役員や管理職との調整など、多くの人を巻き込んでプロジェクトを推進した経験がなかったので、そこは非常に苦労しました。ときには厳しい指摘を受けることもあり、何度も挫けそうになりましたね。ですが、当時の上司から厳しくも温かく指導してもらえたおかげで乗り越えることができました。

ビジネスパーソンとしての在り方から円滑に業務を進める術、仕事に対するスタンスや姿勢など、多くのことを上司から学びました。そして今までとは違う視座での考え方など、一緒にはたらく中で大きな影響を受けましたし、今でもすごく感謝しています。

このプロジェクトを経験して、上司から「中川さんは会社のバリューを体現しているね」と言ってもらえたときにはとても嬉しかったです！何よりも最後までやり遂げることができて、本当に良かったと実感しました。

新ミッション・バリュー策定のプロジェクトを経験したことによって、自身の仕事に対する想いや考え方に変化はありましたか？

はい。主に2点、大きな変化があったと感じています。

１点目は、普段から自身の考えや思いを「言葉」にして伝えるようになったことです。プロジェクトの中で、経営陣の会社に対する想いを知って感銘を受けたため、情報発信にも力が入りました。想いを伝えることの重要性は身をもって感じましたし、この学びを活かしていこうと思います。

２点目は、どんな仕事においても自分が介在したことによって、「周囲に何かしらの価値を提供できるように」と意識して行動するようになったことです。情報発信の際は常に意識していたことで、結果として新しい取り組みや挑戦にもつながっていると感じています。

また、このプロジェクトを通じて人とのつながりの大切さを改めて感じることができました。困ったときや行き詰まったとき、過去に同じ部署で仕事をしていた先輩社員に、相談にのってもらうこともありました。周りからの支えなしにはプロジェクトを完遂できなかったと思うので、当時サポートしてくれた皆さんには感謝してもしきれません。

自らバリューを体現し続けることで、「ワクワクワーク」のあふれる会社を目指す

入社前と比べて自身が変化した、成長したと思うところはありますか？

前職の頃は、システム変更やオペレーションの変更でさえも拒絶するくらい、変化に対して消極的でした。しかし、ミッション・バリューの策定など未知の仕事にチャレンジしたことで、新しい挑戦や変化を楽しめるようになりました。

その他にも「与えられた環境をいかに楽しくするか」「楽しい仕事を自分で創っていくためにはどうするか」と探求する役員や上長の姿を間近で見て、私自身の仕事に対する考え方にも大きな変化がありました。仕事でのワクワクは自分で見つけることができるんだと。

また、多くの人に対して情報を発信することや、予定が立て込んでいる役員・管理職と一緒に仕事をする機会が多かったです。そのため、円滑に業務を進めるために「相手の立場になって考えること」の癖がついたところにも自身の成長を感じています。

今後の目標や、挑戦したいことを教えてください。

新ミッション・バリューの策定をはじめ、新しい業務にチャレンジしたことで自身の成長を実感できました。それに、多くの人との関わりを通じて仕事に対する考え方を見つめ直す良いきっかけになりました。

今後も人とのつながりを大切にしながら人事としての仕事の幅を広げ、会社の成長に貢献していきたいと考えています。また、バリューにある「素直に、自分らしく、誇りをもって、楽しむ。夢中になる。」を自らが体現し続けることで、「ワクワクワークのあふれる会社」を目指していきたいです。

※記事の所属部署・肩書・情報は公開日時点のものです。