採用のゴールはひとつだけど、ゴールまでの道のりは複数。さまざまな道のりを経験できるのがRPOの魅力。
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採用代行
当社の魅力の一つとして「新しいチャレンジを受け入れる社風」があげられます。自ら挑戦したことでも、周りのメンバーもサポートしてくれるため、スキルを高めたい方と親和性が高い職場です。
今回は、アルムナイ採用※1で再びパーソルワークスデザインの一員となった魚住にインタビューし、「もう一度パーソルワークスデザインではたらきたい」と思ったきっかけは何だったのか?再入社にあたり不安はなかったのか?当時の率直な気持ちと、他社を経験して改めて感じたパーソルワークスデザインの社風や社員の魅力について聞きました。
※1 アルムナイ採用:定年での退職者以外で一度退職した人材を再び採用すること
人事ソリューション本部 リクルーティングソリューション1部
魚住 隆行
大学院の博士課程を卒業後、食品メーカーに就職し、研究職として商品の戦略立案を経験。その後、大学時代の教授からの誘いを受けてバイオベンチャーに転職し、管理職としてマネジメントや採用など幅広い業務に携わる。バイオベンチャーの立ち上げがひと段落したタイミングでパーソルワークスデザインに入社。一度パーソルワークスデザインを離れるものの、2020年にアルムナイ採用で再入社し、現在は課長として複数のプロジェクトをマネジメントする。
お客さまの採用業務を代行するプロジェクトに従事し、採用計画の立案から母集団形成、選考の日程調整、書類選考や面接まで採用に関するさまざまな業務をトータルでサポートしています。現在はプロジェクトマネージャーとして3つのプロジェクトを担当していて、採用業務の進捗管理、お客さまとの折衝、チームメンバーの管理・フォローなどプロジェクトの全体管理を行っています。幅広い業界のお客さまの採用をサポートしているので、業界ごとの採用トレンドや市場動向を熟知し、お客さまの要望・特性に応じたアプローチが必要です。また、プロジェクトが変わると、採用手法や業務内容も大きく変わるため、日々新しいことを学ぶ必要がありますね。キャッチアップは苦労することもあります…ですが、その分採用に関する知識が身に付き、自身の成長も実感できるため、そこがアウトソーサーとしての仕事の面白さかなと思っています。
中学生の頃から研究職に就くことが夢だったので、大学院卒業後は研究職として食品メーカーに就職し、研究戦略の立案や食品の基礎研究を経験しました。その後、大学時代の教授から誘いを受けてバイオベンチャーに転職。管理職として研究チームのマネジメントや採用だけでなく、特許の申請や検査場の造設など色々な業務を経験したことで「世の中には自分の知らない仕事がまだまだたくさんある」ということに気付かされましたね。
同時に、今までニッチな分野の仕事が多かったので「もし別の会社に転職したとき自分には何ができるだろう」という思いが湧いてきたんですよ。それをきっかけに、これまで積んできた研究職のキャリアを一旦リセットし、新しい仕事に挑戦するのもありだなと思うようになりまして。バイオベンチャーの事業がひと段落したタイミングで、思い切って異業種への転職活動を始めることにしました!
バイオベンチャーでチームマネジメントと採用業務を経験したことで“組織づくり”や“人と関わる仕事”におもしろさを感じていたこと。そして、どの会社にも必要となる“採用”や“マネジメント”を学ぶことで汎用スキルを磨きたいと思っていたので、人材業界や教育業界を中心に選考を受けました。
そして転職活動をする中でお客さまの採用業務を代行する“RPO”という仕事があることを初めて知りました。中でも多種多様な業界のお客さまの採用をサポートしているパーソルワークスデザインなら、採用に関する豊富な知見やノウハウが得られるのではと思い、入社を決意しましたね。
パーソルワークスデザインに入社後は、人事領域における新規サービスを開発する部署に配属になり、新たなソリューションの創出を目標に業務に励んでいました。毎日が新しいことの連続で難しさを感じつつも楽しんではたらけていたのですが、「長年携わった研究職から離れて本当によかったのだろうか」という迷いも正直あり、悶々とする日々を過ごしていました…
そんなとき、たまたま研究開発支援のコンサルティングファームから声をかけていただきまして。そして、もう一度研究職の経験を活かして仕事の幅を広げていこうと決心し、当時の上司に相談してパーソルワークスデザインを退職することにしました。 入社してからわずか3カ月で退職することになったので、申し訳なさでいっぱいでした…ですが、上司に相談したときにも特にとがめられることはなく、自分の想いを優先してくれたので大変ありがたかったです。
研究開発支援のコンサルティングファームに転職したあとは、主に製薬・医療機器メーカーのお客さまに対して経営分析や戦略提案、市場調査などを行っていました。研究職で得た知識や経験を活かすことができましたね。ただ、研究職からRPOへキャリアチェンジした大きな理由の一つだった「新しい仕事に挑戦してスキルの幅を広げたい」という思いを満たすことはできていなくて…やはり、実際に新しいことに挑戦しているという実感もあまり持てずにいました。そして、この仕事を続けていても“理想とのギャップ”に息が詰まってしまうかもしれない、という思いが強くなる日々でした。
また、個人プレーの要素が高い仕事よりもRPOのプロジェクトで経験した“チームで進める仕事”に面白さを感じており、“マネジメントも学びたい”と思っていました。そこで、それらを経験できるパーソルワークスデザインに戻れないだろうか?と考えるようになったことがきっかけです。
あと、社員の皆さんが気さくに話しかけてくれる環境にも魅力を感じていて、その居心地の良さも戻りたいと思った理由の一つですね。それからパーソルワークスデザインの元上司に直接連絡をして、戻りたい旨を伝えました。短期間で会社を離れているのでどんな反応をされるか不安ではありましたが、「選考を受けてみなよ」と後押ししてもらえて。選考では特に気負いせず、素直な自分の想いを伝えられました。
入社して3カ月で退職し、その3カ月後にまた戻ってきた自分を受け入れてくれる会社ですから、何よりも懐の大きさを改めて感じました。一度辞めた会社に戻るので、気まずさを感じるかなと少し不安に思っていましたね。ただ、社員の皆さんが「おかえり」と温かく受け入れてくれたので、安心して戻ってくることができました。
また、3カ月という短期間で退職したのでリスクのある人材だと思われても当然。ですので、入社後しばらくは重要なプロジェクトには携われないだろうと覚悟をしていました。でも、実際は違いました。再入社後に大規模プロジェクトのマネージャーにアサインしてもらえたのです。
前職のバイオベンチャーで採用業務全般に携わってはいたものの、経験が浅かったので、お客さまの採用を成功に導けるか不安とプレッシャーはありました…ですが、マネジメントにも挑戦したいという自分の希望を受け入れ、挑戦する場をすぐに与えてもらえたことには感謝しかありませんね。そしてプロジェクトを通じて貴重な経験ができたことがとても嬉しかったです。
まずは、今担当しているプロジェクトを成功させることが目標です。採用に必勝法はありませんし、採用市場も大きく変化していますので、日々学ぶ姿勢を大切に新しい採用手法を模索しながら、お客さまの採用に貢献していきたいと考えています。現在はプロジェクトマネージャーを務めていますが、採用に精通しているチームメンバーから教えてもらうことも多く、まだまだ勉強しなければいけないことがたくさんあると実感しています。あとはプロジェクトマネージャーの業務を経験する中でチームビルディングのノウハウを吸収し、自分なりの組織づくりのフレームを考えていきたいです。
1日のうち3分の1は仕事をしている時間なので、長い時間を費やすのなら自分が楽しいと思えることを仕事にしたいと思っています。ですので、企業選びでは「自身が何に対してどんなときにワクワクを感じるのか」を判断材料の一つにしてみても良いのではないかと思います。まさか自分が研究職からキャリアチェンジするとは思ってもみなかったですし。異業種からの転職で不安や悩みもたくさんありました。実際に行動しなければ学べなかったことや経験できなかったことがたくさんあるので、勇気を出して挑戦してよかったと実感しています。パーソルワークスデザインには私のように未経験で入社した社員も多く活躍していて、学ぶ意欲があればキャリアアップが望める環境だと思います。
※記事の所属部署・肩書・情報は公開日時点のものです。