採用コンサルティングとは? 具体的なサービス内容や選び方を紹介

2022.04.11

採用コンサルティングとは? 具体的なサービス内容や選び方を紹介

採用コンサルティングとは? 具体的なサービス内容や選び方を紹介

「自社で採用した人材の定着率が低く困っている……」
「集客に苦戦しており採用目標が達成できていない……」

そんな時に役立つのが「採用コンサルティング」です。採用コンサルティングは、プロの目線で現状の課題を分析し、優秀な人材の確保をサポートしてくれます。

しかし、どのようなサービスを提供しているのか、具体的にはご存知ない方も多いのではないでしょうか。また、「費用対効果が見合うものであれば導入してみたいが……」と考えている人事担当者の方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、採用コンサルティングで提供しているサービスの内容や費用感についてご紹介していきます。自社に合った採用コンサルティングサービスを選ぶ方法についても解説していますので、採用活動の見直しを検討している担当者の方はぜひご覧ください。

1. 採用コンサルティングとは?

企業の経営者や人事担当者に対して、人材採用に関するノウハウを提供するのが「採用コンサルティング」です。

従来の採用活動は、自社内で完結させるケースがほとんどでした。
しかし、労働市場の変化や事業環境の変化に伴って採用課題は複雑化し、課題解決の難易度が高まっています。採用に関する社外パートナーとして、採用コンサルティングをうまく活用する動きが広まりつつあるのです。

1-1. 採用代行(RPO)との違い

採用代行(RPO)との違い

採用コンサルティングは、採用活動における戦略決定といった広い視点で採用に携わります。全体の方向性を決定するという意味では、経営者や人事の責任者と同様の役割を果たすといえるでしょう。

一方、応募者の集客や説明会・面接など実務面を代行するのがRPOと呼ばれる採用代行(Recruitment Process Outsourcing)です。ただし、採用コンサルティング会社によってはサービス内容に実務面の代行業務が含まれることもあります。採用代行業者が、採用戦略の決定から携わるケースもあり、厳密な区分はなくなってきているといえます。

1-2. 採用コンサルティングの主なサービス内容

それでは、採用コンサルティングは具体的にどのようなサービスを提供しているのでしょうか。一般的なサービス内容について解説していきます。

(1)採用戦略の立案

自社の事業計画を実行するために「いつまでに」「どのような人材を」「何人」確保するのかといった方針を示したものが『採用戦略』です。事業環境の変化を考慮しながら、中長期的な視点で人材要件を決定していきます。

これまでの採用活動を振り返り、自社の強みや失敗例を確認しながら、課題の発見をするのも採用コンサルティングの一つといえるのです。

その他にも、以下のような内容についてプロの視点から情報提供や提案を行います。

  • 人材市場の動向把握
  • 競合他社の採用状況
  • 採用コストの予測

(2)採用計画の設計

採用計画として、どのような点を自社の魅力として打ち出すのか、他社と差別化するためのブランディング戦略をどうするのか、選考のスケジュールをどうするか、採用基準を具体的にどうするか、などを設計して決めていくのもサービスの一つです。求める人材像に合致した母集団を形成するために効果的な採用手法も構築していきます。

(3)採用の運用支援

優れた戦略があっても、適切に実行されなければ意味がありません。採用コンサルティングでは、実務面に関わる支援も行っていきます。たとえば、面接官のトレーニングやリクルータートレーニングなども該当します。また、会社説明会やインターンシップの企画などをする場合もあるでしょう。

内定辞退や退職を防ぐ内定者フォローや、自社の採用要件に応じた新入社員向けトレーニング、ビジネススキル研修なども支援方法の一つとして挙げられます。

1-3. 採用コンサルティングの費用相場

次に、採用コンサルティングの費用相場をみてみましょう。
採用コンサルティングの料金体系は、大きく以下の2種類があります。

  • 施策や採用ツールの作成の都度、課金されるタイプ
  • 採用戦略から計画の実行支援までパッケージ化されており、月ごとに費用が発生する対応

都度課金されるタイプの料金相場は以下の通りです。

選考フロー設計30万円〜
人材要件設定30万円〜
評価基準策定50万円〜
採用スケジュール設定30万円〜
採用ブランディング100万円〜
採用アウトソーシング月額5万円〜
内定者フォロー設計30万円〜
入社時の研修3万円〜

月額制の場合は、最低契約期間が12ヶ月・24ヶ月などと決められているケースが多くなっています。相場としては月額約20万円〜が一般的といえるでしょう。

どちらの料金体系の場合でも、企業規模や採用状況などによっても費用は変わるため、個別に問い合わせる必要があるかと思います。

2. 採用コンサルティングを利用する4つのメリット

採用コンサルティングを利用する4つのメリット

採用コンサルティングに対しては「本当に採用力の強化につながるのだろうか」と疑問に感じている方もいらっしゃるかも知れません。ここでは採用コンサルティングを利用するメリットについて4つをご紹介していきます。

(1)自社の課題や強みについて客観的な評価が得られる

自社内で採用活動が完結している場合、固定観念やバイアスが掛かってしまい、課題や強みを客観的に分析するのは難しいものです。

採用コンサルタントは他社の採用事例について豊富な知見を持っているため、第三者の立場からアドバイスをすることに長けています。プロの目線で採用活動が進められれば、直近の課題だけでなく、潜在的な課題を抽出し解決できる可能性もあるでしょう。

(2)最新の市場動向を採用現場に反映できる

採用コンサルティング会社は、採用市場のトレンドや各社の採用状況を常にチェックしています。数多くの事例の中から、自社にとって最適な施策を導入することが可能になるでしょう。

(3)採用担当者の負担を軽減できる

一般的に、採用担当者は数多くの業務を抱えており、応募者とのやりとりや資料の作成など、目の前の業務に追われがちです。中小企業の場合には、人事担当者が労務や総務などのバックオフィス業務全般を兼任しているケースもあるでしょう。業務に余裕がないにもかかわらず、採用戦略や人材要件の決定など広い視野が要求される業務で成果を出すのは非常に困難です。

採用コンサルティングを導入すると、個別の企業の事情に合わせて、採用活動を効率的に進めるための支援を受けられます。採用コンサルタントと共に活動することで日々の負担は軽減され、良い成果が出しやすくなるでしょう。

(4)自社に採用のノウハウが蓄積される

採用コンサルティングは、業務を「代行」するのがメインではなく、自社で行う採用活動を「支援」するのが主な役割です。そうすると、自社だけではこれまで思いつかなかったような提案をされるケースもあります。採用活動を進めていくうちに、社内にノウハウが蓄積されて「自走」できるようにもなるでしょう。

3. 採用コンサルティング4つの弱点

採用コンサルティングの利用にはメリットだけではなく、デメリットもあります。
「せっかく費用をかけたのに効果が得られなかった」といった結果にならないためにも、これからご紹介する点には注意が必要です。

(1)費用対効果を考えないと失敗に終わることがある

採用コンサルティング会社によって提供しているサービスは異なります。自社の課題を解決するために必要なサービスが受けられない場合には、どんなに素晴らしい内容に見えても、導入する価値はありません。

一通りのコンサルティングを受ける場合には、数十万から数百万の費用を払うケースも珍しくないでしょう。安くないからこそ、導入する場合には「費用対効果」について慎重に検討する必要があるといえます。

(2)採用を任せきりにすると自社にノウハウが残らない可能性がある

採用コンサルティングを導入すると、数ヶ月〜1年ほどのスパンで、長期的に採用活動を支援してもらえます。コンサルティングを受けている間は成果が出やすくなる一方で、コンサルタントに戦略策定や運用を任せきりにしてしまうと、自社内にノウハウが蓄積されません。

プロジェクト終了後に再び採用活動が難航するケースも出てきてしまいますので、その点は注意が必要です。

(3)コンサルタントとのコミュニケーションが難しい

経営戦略の変更や急な欠員、部門の拡大や縮小などに伴い、採用戦略を見直さなければならないケースも出てくるかもしれません。しかし、採用コンサルタントは社内に常駐しているわけではありません。そうなると、自社の状況については採用担当者からコンサルタントへ正確に伝える必要があります。

正確に伝えられず認識にズレが生じてしまった場合、課題抽出や改善策の提案も的外れになってしまい、コンサルティングの効果が薄れてしまう可能性が出てきてしまいます。

(4)実務を円滑に進めるには社内リソースがあるのが前提となる

戦略や計画がどんなに優れていても、自社で施策を実行できる人材がいない場合には、コンサルティングによる効果はさほど得られないでしょう。

社内リソースが不足している場合には、支援を中心とする採用コンサルティングよりも、実務を代行してもらえる採用代行の導入を検討したほうが良いかもしれません。

4. 自社に合った採用コンサルティングサービスを選ぶには?

採用コンサルティング会社によって、提供するサービスや特徴はさまざまです。

もし採用コンサルティングを導入する場合には、自社の状況に合わせて慎重に検討しましょう。自社に合った採用コンサルティングサービスを選ぶためのポイントを、2つほど解説いたします。

4-1. 同規模・同業種のコンサルティング実績があるか確認する

採用に関する知見が豊富な場合であっても、業界特有の採用事情や企業規模に合わせたコンサルティングに精通していなければ、期待する成果を出すことは難しくなるでしょう。

「同業他社や同規模の会社で成功事例を持っているか」を確認するのは重要な視点ですのでチェックしておきましょう。

4-2. 得意領域や支援範囲が自社の課題にマッチしているコンサルティング会社を選ぶ

ひとくちに採用コンサルティング会社といっても、戦略策定が得意な会社もあれば、面接官トレーニングが得意な会社もあります。コンサルティング会社の得意領域が、自社の採用課題解決につながるかどうかについては見極めが必要です。

導入前に、どこまでが支援範囲なのかも確認しておきましょう。採用担当者の工数が増えてしまうとか、余計な負担が増えるようなことがないかどうか、注意しておかなければなりません。

5. 採用コンサルティングならパーソルワークスデザインへ

もし御社で採用コンサルティングを試してみたいとお考えでしたら、ぜひパーソルワークスデザインにご相談ください。

総合人材会社のパーソルグループに蓄積された豊富な人材マーケットの知見を活用し、御社に合った採用支援をさせていただきます。具体的には、求める人物像設計や情報発信設計だけでなく、採用プロセス改善やオペレーション・システム設計、イベント運営代行や面接代行にいたるまで支援範囲は多岐にわたっています。

多くのコンサルティング実績や成功事例もございますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

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